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ハイブリッドスポーツの可能性

ハイブリッドカーが幅を利かすようになってきた近年。
世間にはハイブリッド=プリウス=世界最高燃費
というイメージが定着しているように見える。

しかしこのプリウス。
どうにもボテッとしたデザインで私はあまり好きにはなれない。
ちょっと太ってしまった豚といったイメージだ。
そもそもハイブリッドとは燃費性能を追及した車であるはずが、その要点となる車重が重たいのだ。
モデルチェンジを重ねるごとに重くなる車体。
2009年より販売されているZVW30型プリウスは1300kgを超え、遂には一番重いもので1490kgと1.5tに迫る勢いだ。

ちなみに実際の燃費は22km~24km程度とカタログ数値を大幅に下回る。
こんなものが莫大に売れる時代なのだから、いかに日本人がブランド好きかがよくわかる。つまり、実際の性能よりも分かりやすいネームバリューの方が理解しやすいのだろう。

さて、そんなハイブリッドも時代をさかのぼると面白い車が発売されているのが分かる。

ホンダ インサイト ZE1型だ。
インサイト

インサイト2

リアのフェンダーにエアスカートを装着した独特のデザイン。
しかし、走りを忘れないシビックのようなフォルム。
カタログ燃費はなんと36km/L。実測でも余裕で28km/Lは達成するという。
しかもこのインサイトの凄い処はそのマニアックさにある。

まず2シーターという潔さ。
近年の物が積める車・人を沢山乗せられる車、という市場のニーズに見事に逆らっている。
さらにアルミを多用したボディはなんと車重1tを大幅に切る820kg(5MT車)。
直列3気筒SOHC VTECエンジンにモーターを組み合わせ、最高出力こそ70馬力と控えめだが、ハイブリッドにも走りの楽しみを与えようとするホンダの意気込みが伝わってくる。

車内は狭いがハッチバック部に荷物は積めるし、何より上手く乗れば本当に30km/L越えを到達できる燃費性能は凄いの一言。
その利便性から売れない車の烙印を押されてしまったが今も尚ファンがいる車の一台である事は確かだろう。


このインサイトは早々に生産中止となってしまったが、
その後を継ぐように現れたのが、
CR-Z3
このホンダ・CR-Zだ。
完全にスポーツ寄りにしなかったインサイトに比べ、このCR-Zは最初からスポーツ走行を意識して作られている為か、非常に攻撃的である。
CR-Xの後継車としての登場であったが、現行の4ドアインサイトよりも寧ろこちらがZE1型インサイトの事実上の後継車である気がしてならない。

1.5L SOHC i-VTECエンジンとモーターを組み合わせ、2L並みの動力性能を持たせたまさに新時代のハイブリッドスポーツ。
車重も1130kg(6MT)程度と年々重くなる車の中では紛れもなく軽い部類。
そして何よりもZE1で得た教訓を生かし、気休め程度であっても後部座席を用意している。

CR-Z1

CR-Z2

このCR-Z、実際乗ってみた事があるが、本当に気持ちのいい加速をする。
それがハイブリッドであることを忘れるような、本来の意味でスポーツカーをしている。
インサイトZE1型に比べ、街中で見かける機会が多いのも家計を気にする主婦と、スポーツカーを運転したい男との中間の存在であるが所以だろう。

各メーカーにはこういった楽しい車をもっと作ってほしいものだ。
ボックスカーばかりの社会なんて、絶対につまらないものだから。
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